懐石料理

懐石料理のお店にいってきました。いわゆる料亭というやつです。
洗いざらしののれんをくぐって料亭に入っていきました。そこでは、季節の新鮮な材料を使って、その持ち味を生かすことを方針としています。
出てきたお料理は、向付は、タイの細造りをツクネイモであえて、ウズラ卵とアオノリを飾ったものです。汁物は、ヨモギ麩と、芽イモを白みそ仕立てにして、溶きがらしを添えたものでした。焼き物と前菜はアマダイの木の芽焼きと手長エビ、ナタネのおひたし、漬け物でした。炊きあわせは、タケノコとワカメの炊きあわせに木の芽添えでした。ご飯は、エンドウマメ入りでした。みるもあざやかないろどりは、季節の恵みをこころゆくまで味わうことができました。そして、春から夏になれば、アユ、秋にはクリ、ギンナン、ウド、マツタケ、冬がくればコイモ、千枚漬け等々と豊富な材料によって季節の移り変わりを楽しませてくれます。お料理のひきたて役の器もたいそう美しいものでした。
親戚の集まりということで出席したのですが、自分で行くことは滅多にないことなので、とても良い経験になりました。和食ブームというものが世界的なものとなっていることがよくわかりました。