私のダンディズム
未選択
私はいま30過ぎなのですが、ヒゲというものが昔から薄いのです。いえ、一本一本は全く一人前の毛なのに、単位面積あたりの本数が絶対的に不足している為に、いくら伸ばしても点から面へと成長していかないのです。
街を歩いていると、口ひげを生やした人をよく見かけるのですが、そういう人を見ると珍しさと羨望から、つい必要以上に視線を長く留めてしまいます。その視線は嫉妬の入り交じった、かなり倒錯した視線なのです。
そんな私はヒゲの代わりと言ってはなんですが、もう一つの極め付けの体毛たる髪の毛を伸ばすことによって、ようやく男としてのダンディズムを保っているのです。ヒゲの生えたダンディな男性に対して、その分ヒゲを伸ばすことで何とか対抗しようという訳です。ですから、私の髪は普通の男性と比べると、常に長めに設定されています(変な発想に聞こえるかも知れませんが、私はかなり真面目なのです)。
『クレオパトラの鼻がもう少し低かったら、歴史は今とはかなり違っていただろう』というのは、よく言われるセリフです。
私にもう少しヒゲがあったなら、世界はもっと違っていただろう……そんな途方もない妄想にふけりながら、私はいま秋の夜長にビールを飲んでいます。
ああ、もっとダンディになりたい。
街を歩いていると、口ひげを生やした人をよく見かけるのですが、そういう人を見ると珍しさと羨望から、つい必要以上に視線を長く留めてしまいます。その視線は嫉妬の入り交じった、かなり倒錯した視線なのです。
そんな私はヒゲの代わりと言ってはなんですが、もう一つの極め付けの体毛たる髪の毛を伸ばすことによって、ようやく男としてのダンディズムを保っているのです。ヒゲの生えたダンディな男性に対して、その分ヒゲを伸ばすことで何とか対抗しようという訳です。ですから、私の髪は普通の男性と比べると、常に長めに設定されています(変な発想に聞こえるかも知れませんが、私はかなり真面目なのです)。
『クレオパトラの鼻がもう少し低かったら、歴史は今とはかなり違っていただろう』というのは、よく言われるセリフです。
私にもう少しヒゲがあったなら、世界はもっと違っていただろう……そんな途方もない妄想にふけりながら、私はいま秋の夜長にビールを飲んでいます。
ああ、もっとダンディになりたい。
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